太陽光発電で充電

「太陽光発電で充電」アプリ画面

「太陽光発電で充電」では、Teslaの車両は太陽光発電システムが発電した余剰電力のみを使用して充電することができます。余剰電力を使用して電気自動車を充電することで、ご家庭の太陽光発電システムの価値を最大化します。Tesla アプリを使用して太陽光発電による充電制限を設定し、太陽光発電による余剰電力を使用して車両を充電します。

この機能を使用するには、少なくとも次のハードウェアとソフトウェアが必要です。

ハードウェア ソフトウェア
Model S、Model 3、Model X または Model Y* 2023.32またはそれ以降
太陽光発電システムを備えたPowerwall 23.12.10またはそれ以降
Teslaアプリ 4.30.5またはそれ以降
*2012-2020年に製造されたModel Sおよび2015-2020年に製造されたModel Xは現在この機能の対象外です。

注記:お客様からのご依頼により、ソフトウェア アップデートを車両へ個別に送信することはありません。最新のソフトウェア アップデートを受信している間は、Wi-Fiに接続したままにすることを推奨いたします。オーナーズマニュアルには、車両をWi-Fiに接続する手順が記載されています。Teslaの車両のファームウェア バージョンを確認する方法をご覧ください。Powerwallソフトウェアに関するご質問やご不明点は、エナジー カスタマー サポート チームまでお問い合わせください。

Tesla アプリでの「太陽光発電で充電」設定

Tesla アプリで「太陽光発電で充電」を設定する方法は次のとおりです。

  1. Teslaアプリを開きます。
  2. 車両を選択します。
  3. 「太陽光発電で充電」をタップします。
  1. 指示に従って充電制限と充電場所を設定してください。

設定した場所で充電するたびに、「太陽光発電で充電」の機能は、太陽光発電の余剰分だけを利用して設定した充電制限まで車両を自動的に充電します。

充電制限

Teslaアプリの「太陽光発電で充電」には、あらゆるエネルギー源から車両を充電できるサン スライダーがあり、太陽光発電による余剰電力がない場合でも、日常の運転に必要な航続距離を確保できます。このスライダーは、今までと同様、充電制限スライダーの左側に表示されます。

車両を「太陽光発電で充電」により充電しているときに、Teslaアプリまたは車両のタッチスクリーンから充電制限を調整できます。

車両をプラグに差し込んだら、次の手順を実行します。

  1. Teslaアプリを開きます。
  2. 車両を選択します。
  3. 太陽アイコンが付いた左のスライダーを左右にスライドします。車両は、太陽光発電と電力系統からこのレベルまで充電されます。
  4. 右スライダーを左右にスライドします。車両は、この充電制限までの余剰電力を充電します。

現在の充電レベルが左側のサン スライダーを下回っている場合、太陽光発電システムと電力系統から充電します。車両の充電レベルがサン スライダーを超えると、車両は自動的に充電制限まで余剰太陽光からのみ充電するように切り替わります。太陽光発電と家庭の電力負荷は変化するため、より速く充電したい場合は、充電下側制限を希望する航続距離まで引き上げてください。

太陽光発電による充電を最大化し、十分な航続距離を確保するには、日中ご自宅にいる間はいつでも車両を充電ケーブルを接続してください。太陽光発電による余剰電力により、車両の充電制限まで充電できない場合に備え、日常的な運転に十分な航続距離を確保できるレベルに「太陽光発電で充電」の設定を行います。

一般的な操作

以下のシナリオでは、Powerwallが設置された家庭でTesla車両を接続している場合での一般的な「太陽光発電で充電」の動作を示します。なお、車両は約10秒ごとに充電電力を調整し、太陽光発電による余剰電力やご家庭での消費電力に合わせます。

注記:充電機器の効率と寿命を最大化するため、太陽光発電が安定して余剰分ができるまで車両は充電開始を保留することがあります。

「太陽光発電で充電」での充電予約方法

「予約充電」を使用すると、指定した時間までに太陽光発電の余剰分だけを車両のバッテリーに充電することができます。選択した時間に達すると、車両は充電制限まであらゆる電源からの充電を受け付けます。時間帯別料金プランに加入されている場合、Tesla車両は日中は余剰太陽光発電で充電され、夜間は電気料金が安い電力系統で充電されるため、太陽光発電による充電と予約充電の両方を利用することでメリットが得られます。

Teslaアプリで充電を予約する方法は次のとおりです。

  1. Teslaアプリを開きます。
  2. 車両を選択します。
  3. 「予約」を選択します。
  4. 「予約」を有効にして時間を選択します。
「太陽光発電で充電」を使ってPowerwallを使用するには

以下のPowerwallモードは、Powerwallの太陽光発電システムとシームレスに連携します。

  • Storm Watchモード
    Powerwallは、悪天候時の停電に備え、余剰電力を車両充電に割り当てる前に、電源を問わず充電を優先します。
  • バックアップのための蓄電率
    Powerwallの蓄電量がバックアップのための蓄電率を下回る場合、Powerwallは車両の充電に余剰電力を割り当てる前に、バックアップの蓄電率まで優先して充電します。
  • 自家消費
    自家消費モードでは、Powerwallは、車両が充電電力を調整するまで、家庭での電力消費や太陽光発電量の変化に対応しながら、設定された充電制限まで余剰太陽光発電でTesla車両を充電することができます。車両が充電制限に達すると、Powerwallは通常通り余剰の太陽光発電で充電します。これは、「太陽光発電で充電」を車両で最大化するために推奨されるモードです。
  • 時間帯別制御
    時間帯制御モードでは、Powerwallに電気料金が低い時間に電力を蓄え、電気料金が高い時間帯は太陽光発電による余剰電力を使用せずに低価格で発電された電気を系統に送って売電します。また、仮想発電所または電力会社プログラム イベントでこの動作を行う場合があります。ほとんどの場合、車両はピーク時になると充電を一時停止し、節約金額を優先する、または太陽光発電でPowerwallを充電する、またはオフピーク時に電力系統から車両を充電します。
  • オフグリッドへ移行
    Powerwallがオフグリッドの場合、停電時にPowerwallがご家庭で使用する電力の節約を優先しない限り、Tesla車両は余剰の太陽光発電電力で充電します。


注記:現時点では、Powerwallの特定のモードは、お住いの国でご利用いただけない場合があります。

よくある質問
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